
初めての方へ
初診時の診療の流れ

問診・症状の聞き取り
まず、どのような症状でご来院いただいたのか詳しくお聞かせください。現在お困りの皮膚症状はもちろん、発症の経緯や普段から気になっている肌の状態など、どのような些細なことでも遠慮なくお話しください。患者様のお悩みを正確に把握し、適切な診断と治療につなげるため、十分な時間をかけて症状について伺います。
アトピー性皮膚炎や慢性的な湿疹をお持ちの患者様の場合、日常生活での変化や使用中のスキンケア用品についてもお聞きします。また、お子様の皮膚トラブルでご来院の際は、普段の生活習慣や食生活についてもお教えください。
皮膚の診察・検査
問診が終わりましたら、実際に皮膚の状態を詳しく観察いたします。必要に応じて拡大鏡を使用した詳細な観察や、デジタル撮影による記録を行います。水虫が疑われる場合は顕微鏡検査、アレルギーが関与している可能性がある場合はパッチテストやアレルギー検査を実施することもあります。
にきびや円形脱毛症などの診断においては、症状の進行度合いや範囲を正確に把握するため、複数の角度から観察を行います。小児皮膚科領域では、とびひやいぼ、みずいぼなどの感染性疾患の鑑別も重要となるため、慎重に診察を進めてまいります。
診断結果と治療方針の説明
検査結果が出ましたら、現在の皮膚の状態と診断名について分かりやすくご説明いたします。湿疹やじんましんなどの一般的な皮膚疾患から、アトピー性皮膚炎のような慢性疾患まで、それぞれの病気の特徴や原因、今後の経過について詳しくお話しします。
治療方針については、外用薬による治療、内服薬の使用、生活習慣の改善など、患者様の症状に最も適した方法をご提案いたします。治療期間の目安や通院の頻度についても併せてご説明し、患者様にご納得いただいた上で治療を開始いたします。
治療の実施
診断と治療方針にご同意いただけましたら、実際の治療に入ります。やけどや巻き爪などの外科的処置が必要な場合は、当日に対応いたします。たこやウオノメの除去も、症状に応じて適切な方法で行います。
虫さされやかぶれなどの急性症状には迅速な対応を心がけ、症状の軽減を図ります。一方で、アトピー性皮膚炎や慢性湿疹などの長期管理が必要な疾患については、段階的な治療計画を立て、患者様の生活スタイルに合わせた無理のない治療を進めてまいります。
日常でのスキンケア指導
治療効果を最大限に引き出し、症状の再発を防ぐため、日常生活でのスキンケア方法についてもご指導いたします。乾燥肌の改善には適切な保湿方法が重要ですし、にきびの治療には正しい洗顔方法の習得が欠かせません。
お子様の皮膚トラブルにおいては、オムツかぶれの予防法や入浴時の注意点についても保護者の方にお伝えいたします。また、水虫の再発防止には足の清潔保持と靴の管理が重要となるため、practical な予防方法をお教えします。
定期通院とフォロー体制
皮膚疾患の多くは一度の治療で完治するものではなく、継続的な管理が必要です。症状の改善度合いを確認し、必要に応じて治療方法を調整するため、定期的なご来院をお願いしております。
アトピー性皮膚炎や慢性湿疹の患者様には、季節の変わり目や生活環境の変化に応じた治療の見直しを行います。また、治療が順調に進んでいる場合でも、症状の安定を確認するため一定期間の観察を継続いたします。