医療脱毛は何回で終わる?部位別の回数と期間の目安を皮膚科専門医が解説
2026/09/14

「医療脱毛は何回くらい通えば終わるのだろう」「5回コースで本当にツルツルになるの?」。医療脱毛を検討されている方が、料金の次に気にされるのが回数と期間です。
医療脱毛に必要な回数は、部位によって大きく異なります。また「自己処理が楽になればよい」のか「ほとんど毛が生えない状態を目指したい」のかによっても、必要な回数は変わります。
この記事では、辻堂駅前のいわもと皮フ科クリニックが、部位ごとの回数の目安、通う間隔、なぜ複数回必要なのかという仕組みまでご説明します。回数の考え方を知っておくことで、治療計画を立てやすくなります。
【目次】
医療脱毛はなぜ複数回必要なのか

医療脱毛が1回では終わらないのは、「毛周期」が関係しています。
毛周期とは
毛には、成長期・退行期・休止期という3つの周期があります。
・成長期:毛が伸びている時期。毛根がしっかりしており、メラニン色素も多い
・退行期:毛の成長が止まり、抜け落ちる準備に入る時期
・休止期:毛が抜け、次の毛が生えるまで休んでいる時期
レーザーが反応するのは成長期の毛のみ
医療レーザーは、毛のメラニン色素に反応して発毛組織に作用します。そのため、メラニン色素が多い成長期の毛にしか十分に反応しません。
1回の照射で処理できるのは、その時点で成長期にある毛だけです。休止期の毛はレーザーに反応しないため、次に成長期を迎えたタイミングで再度照射する必要があります。
この仕組みにより、医療脱毛では毛周期に合わせて複数回の施術を重ねていくことになります。
部位別の回数の目安

必要な回数は部位によって異なります。毛が太く濃い部位はレーザーが反応しやすい一方、産毛のように色素が薄い毛は反応しにくく、回数が多く必要になる傾向があります。
なお、下記はあくまで一般的な目安です。毛量や毛質、目指す仕上がりによって個人差があります。
ワキ
毛が太く濃いため、レーザーが反応しやすい部位です。自己処理が楽になるまで5回程度、ほとんど自己処理が不要な状態を目指す場合は8回以上が目安とされています。
腕・脚
自己処理が楽になるまで5回程度が目安です。ひざ下やひじ下は比較的毛が濃く反応しやすい一方、二の腕や太ももは産毛に近い毛も混じるため、回数が必要になることがあります。
VIO
毛が太く密集しているため、自己処理が楽になるまで5〜8回程度、しっかり減らしたい場合は8回以上が目安です。すべてを脱毛するか、毛量を減らすか、形を整えるかによっても必要な回数は変わります。
顔
産毛が中心でメラニン色素が少ないため、レーザーが反応しにくい部位です。8回以上、場合によってはそれ以上必要になることがあります。
男性のヒゲ
毛が太く、毛根が深い位置にあることが多いため、回数が必要になりやすい部位です。自己処理が楽になるまで5〜10回程度、ほとんど生えない状態を目指す場合は10回以上かかることもあります。
また、ヒゲは痛みを感じやすい部位でもあります。当院で使用するジェントルマックスプロプラスには冷却装置が搭載されており、皮膚を冷やしながら照射することで負担の軽減に配慮しています。
目指す仕上がりによって回数は変わります
「何回で終わるか」は、どの状態をゴールにするかによって変わります。
自己処理が楽になる状態
毛量が減り、自己処理の頻度が下がる状態です。多くの部位で5回程度が目安となります。「毎日剃っていたのが週に1回でよくなった」というレベルです。
自己処理がほとんど不要な状態
毛がほとんど目立たなくなる状態です。部位によりますが8回以上が目安となります。
なお、「永久脱毛」という言葉は、将来にわたって1本も毛が生えなくなることを保証するものではありません。医療レーザー脱毛では発毛組織に作用させることで長期的な減毛を目指しますが、施術終了後も一部の毛が生えてくる可能性があります。
通う間隔と全体の期間

施術の間隔
毛周期に合わせるため、一定の間隔を空けて施術します。間隔が短すぎると成長期の毛が揃っておらず、効率が下がってしまいます。
適切な間隔は部位や毛の状態によって異なるため、施術時に次回の目安をご案内します。
完了までの期間
5回コースの場合、おおむね1年前後が目安となります。ただし、間隔は毛の状態を見ながら調整するため、期間には幅があります。
「夏までに間に合わせたい」といったご希望がある場合は、逆算して早めに開始されることをおすすめします。
予定どおりに通えなかった場合
間隔が空いてしまっても、それまでの施術が無駄になることはありません。ただし毛周期からずれると効率が下がるため、できるだけご案内した時期での来院をおすすめします。
回数を重ねても効果を感じにくい場合
次のような場合、回数を重ねても変化を感じにくいことがあります。
・産毛が中心の部位(顔・背中など)でメラニン色素が少ない
・ホルモンバランスの影響を受けやすい部位
・日焼けにより出力を下げて照射している
・硬毛化・増毛化が起きている
硬毛化とは、照射後に毛が太くなったり増えたように見えたりする現象です。産毛の多い部位で生じることがあります。当院では医師が状態を確認し、照射条件の変更などを検討します。
「思ったより減らない」と感じた場合は、我慢せず医師にご相談ください。
当院の医療脱毛について
いわもと皮フ科クリニックでは、近日中に医療レーザー脱毛機「ジェントルマックスプロプラス」を導入した医療脱毛を開始する予定です。
アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの2種類を搭載しており、肌質・毛質や照射部位に応じて使い分けることができます。
皮膚科専門医が施術前に肌の状態を確認し、施術後に赤みなどの皮膚症状がみられた場合にも、必要に応じて診察・治療を行います。
料金
| メニュー | 通常価格 | 平日割 |
|---|---|---|
| 女性 全身脱毛 5回コース | 248,000円 | 198,000円 |
| 女性 VIO脱毛 5回コース | 99,000円 | 79,200円 |
| 男性 ヒゲ3部位 5回コース | 79,200円 | 59,400円 |
いずれも自費診療・税込価格で、平日割は平日にご来院の場合の料金です。部位別のメニューや都度払いの料金につきましては、料金表をご覧ください。
※初診・再診ともにWeb予約が可能です
医療レーザー脱毛のリスク・副作用について
医療レーザー脱毛では、肌の状態や体質、照射部位などによって、以下のような副作用・リスクが生じる可能性があります。
比較的生じやすい一時的な症状
赤み、腫れ、ヒリつき、乾燥など
肌の状態などによって生じることがある症状
毛嚢炎(毛穴に赤みやニキビのような症状が生じる状態)、色素沈着など
まれに生じる可能性がある症状
熱傷(やけど)、色素脱失(肌の色が抜ける状態)、硬毛化・増毛化など
施術後に強い赤みや痛み、水疱などの症状がみられた場合や、症状が長引く場合は、当院までご相談ください。
よくあるご質問
Q. 5回で終わりますか?
A. 部位や目指す仕上がりによって異なります。ワキや腕・脚であれば5回で自己処理が楽になる方が多い一方、顔やヒゲは追加の照射が必要になることが一般的です。診察時に毛の状態を確認しながら目安をお伝えします。
Q. 途中で回数を追加できますか?
A. 可能です。当院では都度払いにも対応いたしますので、コース終了後に毛の状態を見ながら追加の照射をご検討いただけます。
Q. 1回でも効果はありますか?
A. 1回の照射でも、その時点で成長期にある毛には作用します。照射から10日〜2週間ほどで毛が抜け落ちることがあります。ただし休止期の毛は残っているため、しばらくすると新しい毛が生えてきます。
Q. 途中でやめても大丈夫ですか?
A. それまでの施術が無駄になることはありません。ただし目標としていた状態には届かない可能性があります。毛の状態を確認しながらご相談ください。
Q. 生理中でもVIO脱毛は受けられますか?
A. 衛生面や肌が敏感になることから、生理中のVIO脱毛はお控えいただいております。日程の調整についてはご相談ください。
まとめ
医療脱毛に必要な回数は部位によって異なり、ワキや腕・脚は5回程度、顔や男性のヒゲは8回以上が目安となります。産毛が多い部位ほどレーザーが反応しにくく、回数が必要になる傾向があります。
また「自己処理が楽になればよい」のか「ほとんど生えない状態を目指したい」のかによっても、必要な回数は変わります。ご希望の仕上がりを診察時にお聞かせいただければ、目安をご案内します。
いわもと皮フ科クリニックは辻堂駅から徒歩1分です。近日中に医療脱毛を開始する予定ですので、藤沢市・辻堂周辺で医療脱毛をご検討の方はお気軽にご相談ください。
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